薬用植物総合情報データベース

植物詳細

植物名ハトムギ
ラテン名Coix lacryma-jobi L. var. ma-yuen Stapf
科名Gramineae
和科名イネ科
一般名ハトムギ
一般英名Job’s tears
品種等はとちから,はとむすめ,オホーツク1号,はとひかり,はとじろう
分類1年生草本
画像
形態的特徴 高さ1~1.5m,叢生し,直立分枝する.葉は互生し,広線形で長さ30~60cm,葉縁はざらつく.8~9月,上部葉腋に花穂数個を束生,小穂は単性で,下部の雌花はつぼ状の苞鞘に包まれる.苞鞘は果実が成熟すると暗褐色を呈して堅くなり,中に1個の頴果を持つ.草丈は岡山種が高く,中里種は低い.幼苗期における葉色は岡山種は緑色であるが,黒石種は赤紫色である.また,同時期の葉鞘色は淡黄緑(岡山種),淡褐色(中里種),赤紫色(黒石種)である.花の柱頭色は岡山種は白いが,黒石種は赤い.成熟種子の殼は黒石種は硬いが,岡山種は柔らかい.なお,ジュズダマは非常に硬く,指では押しつぶせない.脱粒性はいずれの種とも高い.
生態的特徴 アジアの温帯〜熱帯に自生又は栽培され,基本的には暖地性植物であるが,寒冷地に適応した品種や在来種があり,適応範囲は広い.
生育特性 
写真ライブラリー写真ライブラリー
文献情報 
生薬名 ヨクイニン
組織培養物及び効率的増殖法
植物体栽培及び植物の効率的生産法 栽培情報
さく葉標本情報
トランスクリプトーム・ゲノミクス情報
稀少植物情報
保有資源情報
導入年 保有研究部 導入番号
1979筑波研究部0627-79TS
1991筑波研究部0288-91TS
2000種子島研究部0564-00TN (IZ)
来歴不明種子島研究部0000-UKTN