寒さの区分 | Ⅰ〜Ⅴ | 日照条件 | Ⅱ〜Ⅴ |
暖かさの区分 | 55〜170 | 土壌分類 | Ⅰ〜Ⅲ |
土壌適正 | 排水と保水の良い場所に適する.砂壌土〜埴壌土に適する.肥沃地に適する. | ||
遮光 | 不要 | ||
画像 |
植物詳細
植物名 | カラスビシャク | ||||||||||||
ラテン名 | Pinellia ternata Breitenb. | ||||||||||||
科名 | Araceae | ||||||||||||
和科名 | サトイモ科 | ||||||||||||
一般名 | カラスビシャク | ||||||||||||
一般英名 | Crowdipper | ||||||||||||
品種等 | |||||||||||||
分類 | 多年生草本 | ||||||||||||
画像 | |||||||||||||
形態的特徴 | 高さ20〜40cm.塊茎は球状に近い.葉は塊茎の頂端から出る.葉柄は長さ5〜20cm,基部の内側及び上端に小珠芽(むかご)を形成する.1年生の葉は出葉時には単葉,卵状心形,幅3〜4cm,2〜3年生の葉は3小葉の複葉からなる.小葉はだ円形またはひ針形で長さ3〜12cm,中間の葉はやや大きく長さ5〜8cm,幅3〜4cm.葉先は次第に尖り,基部は鈍形,全縁,全株無毛で平滑である.5〜7月,葉柄より長い花茎を生じ,肉穂状花序を頂生する.仏炎苞は緑色,ときに紫色を帯び,長さ6〜7cm.花は単性で,雌雄同株.雄花は花序の上部に着生し白色,雌花は雄花の下部5〜8cm離れて着生し緑色である.花序の中軸先端は細長い線状に直立して伸長し,仏炎苞の外へ出る.長さは通常7〜10cm.液果は卵状だ円形,緑色である. | ||||||||||||
生態的特徴 | 性質は極めて強健で,ほとんど気候を選ばず,北海道南部から九州における畑地雑草として普通に生える.生育期間は春から秋であるが,夏期の高温,乾燥下では地上部が枯死し,気温の低下とともに再び萌芽を開始する.寒冷地では盛夏でも地上部がほとんど枯れることなく生育は旺盛で,連なった形状の塊茎が形成される.夏期の高温・多湿の地域では病害が発生し易く,乾燥した場合には干害が発生し生育が阻害される. | ||||||||||||
生育特性 | |||||||||||||
| |||||||||||||
写真ライブラリー | 写真ライブラリー | ||||||||||||
文献情報 | |||||||||||||
Murakami, T. et al., Constituents of the root bark of Aralia elata and of β -sitosterol. Yakugaku Zasshi (1963), 83, 427-31. Ozeki, S., Ingredients of Pinellia ternata. III. Steryl glucoside of Pinellia ternata. Yakugaku Zasshi, (1962), 82, 766-8. Ozeki, S., Constituents of Pinellia ternata. II. Sterol and bases of Pinellia ternata. Yakugaku Zasshi (1961), 91, 1706-8. | |||||||||||||
生薬名 | ハンゲ | ||||||||||||
組織培養物及び効率的増殖法 |
Pinellia_ternata-Ref-1
| ||||||||||||
植物体栽培及び植物の効率的生産法 | 栽培情報 | ||||||||||||
さく葉標本情報 | |||||||||||||
トランスクリプトーム・ゲノミクス情報 | |||||||||||||
稀少植物情報 | |||||||||||||
保有資源情報 |
|