薬用植物総合情報データベース

生薬詳細

生薬名ゲンノショウコ
生薬英名Geranium Herb
生薬ラテン名GERANII HERBA
生薬和名
基原植物 Geranium thunbergii Siebold et Zuccarini(ゲンノショウコ)
部位地上部
局方収載
食薬区分専ら医薬品
生薬成分geraniin (major tannnin), quercetin,kaemferitrin. Tannin content is higher in leaves than stems.   
成分(化合物)
性状茎及びこれに対生した葉からなり,茎は細長く緑褐色,葉は掌状に3〜5裂し,長さ2〜4 cm, 灰黄緑色〜灰褐色を呈する.裂片は長楕円形〜倒卵形で,その上部の辺縁に鈍鋸歯があり葉柄は長い.茎,葉ともに軟毛がある.  本品はわずかににおいがあり,味は渋い.
用途整腸,止寫薬
調製法収穫は開花初期の7月下旬〜8月中旬の晴天日に行い,2節程度を残して地上部を刈り取る.刈り取り後,1〜2日畑に広げて日に干す.その後,束ねて風通しの良い所で吊るして陰干する.乾燥中に雨または露に当てると緑色の葉が退色し,品質が低下するので注意する.
エキス収率
文献情報
処方民間薬として単味で用いられる.
モデル試料  
遺伝子情報  
日本薬局方情報 定量法
確認試験法
確認試験法(TLC)
乾燥減量
灰分
酸不溶性灰分
エキス含量
精油含量
純度試験
その他
NMR情報  
漢方処方情報
生物活性情報